第3回受賞作品

2015年2月21日

再築大賞見出し

 

再築大賞受賞

 

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家業の農業を継ぐために、両親が住む実家を完全分離型の二世帯住宅にリノベーション。湿気対策として、床下前面に防湿コンクリートを敷設し、耐震性を高める為に柱や耐力となる壁をつくり、また冬は暖かく過ごせるよう外壁や床下に断熱材をいれて断熱性を向上させました。
それぞれの世帯に、玄関、キッチン、浴室、トイレ、洗面脱衣室を設け、水廻りは全て入替へ、エコキュートなど最新設備を導入しています。親世帯には、家族全員と来客が薪ストーブを囲んで集う土間を新設。ご夫妻とお子さん3人が暮らす子世帯は間取りを大きく変更し、内装もご自分たちの好みに一新しています。親戚も「新築みたい」と驚くモダンな空間が完成いたしました。
二世帯が独立して自分たちのペースで便利に生活しながら、夕食後は3世代が土間や広い和室に集まり団欒を楽しむ毎日を過ごしておられます。

 

新民家1

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日本家屋の本質を現代に受け継ぎ住む人が心から寛げる空間設計。
地域の自然環境と調和し、家族が絆を育む家「巣民家」は、日本古来の伝統工法である真壁仕上げとヒノキ材の土台を用いて自然素材にこだわった健康仕様の家。
日々を刻む大切な空間は職人の腕が表れる無垢材の木組みにこだわり、壁の仕上げには調湿効果に優れた珪藻土を使用。
自然素材をふんだんに採り入れることで、アトピーや喘息、シックハウス症候群から身を守り、安心して暮らすことができます。
設計には家で過ごす時間が多い女性の動線に特に配慮したほか、この空間になじむようにデザインしたオリジナル家具も配置しています。
住む人が心癒される暮らしをかなえる家です。

 

新民家2

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古布や古材に大変造詣の深い施主様ご夫婦。
「住宅兼布や古材が活きるようなギャラリースペースを」とご希望されていました。ご夫婦お二人にとってちょうど良い間取りをご提案。バリアフリーと耐震構造で、いざという時の備えも万全です。
さらに、お友達がいらっしゃった際に、のんびりと趣味のものを眺めながら、安らぎ語らいを楽しんでいだけるよう工夫をこらしました。
木を大切に思われる気持ちから、以前住まわれていた住宅の古材を梁に活用。また、施主様ご自身で古材を準備していただく等、積極的に家づくりに携わられました。
家づくりにおいて「温故知新」を大切にしている当社と、「古き良きもの」を大切にされている施主様との想いが重なり合い、唯一無二の和の家の完成です。

 

古民家再築1

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この古民家に出会うきっかけはオーナー様からの相談の連絡からでした。
「もう古いし、雨漏りもしてるので壊さないとだめだと思うのですが・・・
一度見て頂けないでしょうか?」という事でした。
現地を訪れると、構造はしっかりしていてまだまだ繋いでいける古民家だと想い「この古民家を残しませんか?」と。
お客様は「そんなことが出来るんですか?」って。
そこで古民家鑑定に続き耐震診断「早稲田式耐震性能診断」をすることを提案し、実施することに。
その結果、この古民家を補強し、改修すればオーナー様家族の思い出がつまった古民家を
残していけると判断し「再築」する事を決めて頂きました。

 

古民家再築2

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万世の家は、約130年前に店舗付き住宅として建てられたと持ち主から伺いました。
古民家鑑定を行い、古民家住まいるにも掲載してもらった建物です。
購入された施主様から改修の条件としてシンプルで重厚感のある建物に仕上げてほしいと言われて、私は、仕上げに悩んだ事を記憶しています。
完成外観です。